水に浮かぶ家
コンクリート打放しの家の周りが池になっています。
アプローチは石張りになっており、水面よりわずかに高いだけで、まるで水の中を歩いているような錯覚に陥ります。
このアプローチを進んでいくと階段があり、それを上ると、今度はコンクリート製の橋となったアプローチが2階にある玄関へと繋がっています。
家の周りにある池では毎時11トンの水を循環させ、ステリライザーをポンプに装着しています。これについては設計当初からの参画ではなかったため、ポンプの能力を落とさざるを得ませんでした。毎時50トンクラスのポンプを使用すれば、これより更に見事な流れを表現できたと思います。